Birdbird紹介

週末菜園を始めてから、農業~人間の生活は、自然との調和が大事であるということに気が付きました。都会では聞くことのできない鳥の声がたくさん響いて、森の木々が風に揺れる音を聴きながら畑の作業をしていると、南国にでも来ているかのような錯覚に捉われます。とても、幸せな時間です・・・その先には、種という眠りから目覚め、背伸びとあくびをしながら大きくなっていく野菜たちが目の前に広がります。

なるべく野菜の自力の成長を見守るようにしています。自然に任せて、手をかけるのはほんのお手伝い程度・・・

野菜同士の助け合いもあるんですよ~違う種類の野菜たちを混植することで、病気や虫から守りあえることもあるんです。雑草だって守ってもらえる・・・敵ではないです。だから、規則正しく並んで、間隔を空けて、整列しているとは限らない畑です。強いものは栄え、弱いものは消えていき、共に競い合いながら成長するものたちも出てきます。虫も負けちゃいません。野菜の森の世界で、必死に生きています。害虫は、捕まえて遠くへぶん投げます。益虫とか、何でもない虫は、そのまま野菜の森でのんびりと過ごします。

そんな環境で育った野菜を、旬のときに皆さんへも分けてあげたいと思うようになりました。少ししかできないけれど、大事に食べてくれる方に提供していきます。種からこだわり、なるべく日本の伝統品種や、フランス・イタリアの伝統品種を中心に育てています。数百年前から受け継がれた種は、当時の味を彷彿させてくれることでしょう。日本独自の野菜は案外少なく、これまた数百年、数千年???の時を経て、私たちに食の文化を提供してくれるとなると、ロマンを感じずにはいられませんね。

何もかもが自然体の小さい菜園から、皆さんへ野菜をお届けできる日がくることを楽しみにしております。